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EVERNOTE「超」仕事術 を読んだ [本]

Evernote。私が使っているツールの中で、おそらくもっとも自由度が高く、とても使いきれているとか使いこなしているとか決して言えないツール。

いろいろなブログを読んだり、本を読んだりしている中、この本は今までで一番「ピンときた」カンジがする。

EVERNOTE「超」仕事術

EVERNOTE「超」仕事術

  • 作者: 倉下忠憲
  • 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
  • 発売日: 2010/08/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

著者は倉下忠憲さん。TwitterID:@rashita2。ブログもRSSでチェックしていて、私の中でのお気に入りブロガー3本の指に入る方。そんな倉下さん初の著作。そして帯を見て「あ、同じ1980年生まれなんだ」と初めて気づいた。

Evernoteのエントリーも多いブログを書いていて、その記事それぞれが非常に参考になっていたので、この本についても手にする前から、期待値がかなり高めだった。

内容は全6章構成。

  1. あなたの仕事力はEvernoteで「超」加速する
  2. 「知のデータベース」になんでも詰め込もう
  3. 「知のデータベース」から縦横無尽に情報を引き出そう
  4. ストレスフリーのタスク管理
  5. 「自分専用データベース」で人脈管理
  6. 「共有ノートブック」でコラボレーション

今まで読んだEvernote本と比較して、具体例が多いのが特徴だと思う。
この本にも書いてあるが

p84 それぞれ(ノートブックやタグ)について明確な使い方は決まっていません。運用方法については使う人の裁量に任されています。それがEvernoteの自由度の高さでもあり、使い始めた人が困る理由でもあります。

なので、具体例が多いというのは、私のように迷子になっている人間にとっては、非常にありがたい。

私がEvernoteでの一番の迷子ポイントは、この本でいうと3番で述べられている「情報の引き出し方」。2番の「詰め込み」については、Webクリップを中心に…というかクリップが95%以上で詰め込みまくっている。 しかし、どういう場面でどのように引き出すかについては、今までもあまり考えていなかったりする。

そして詰め込みの際に、あまり引き出すことを考えていないので、ある程度は引き出しやすいように整理が必要だと思うのだが、それができておらず、いろいろなブログなどを読む動機になっている。

この本には

p92情報収集と情報整理はワンセットです。紙の書類などは整理をしておかないと、後で見つけにくくなってしまいます。しかし、整理そのものに時間ばかりを使うのはあまり生産的とは言えません。いつの間にか情報を活用する事ではなく、整理することが目的になってしまう恐れもあります。

とある。

ワンセットには激しく同意。そして整理に時間を使うのは…については、私の場合はおそらくかけなさ過ぎている気がする。

この本の中には、著者のEvernoteスクリーンショットがいくつもあり、「なるほど、こういう整理の仕方があるのか」と思わせるものがたくさんあった。ノートブックのつくり方から、タグのつけ方、ノートのタイトルに至るまで、感覚的ではあるのだが「ピンときた」のである。

そして4章のストレスフリーのタスク管理についても参考になった。私もGTD本(最下で紹介)を読んでおり、プライベートタスク管理はRemember The Milkで行っているので、頭の中でEvernote部分をRTMに置き換えてイメージをしてみたりした。

私はEvernoteのチェックボックスを使ったコトがないのだが、これも実例が織り込まれているので、使用感が非常にイメージしやすかった。

 

少し余談だが、私は6月にiPhone3GからAndroid機(HTC Desire)に乗り換えている。AndroidにもEvernoteアプリがあるのだが、iPhone版と比較して、機能が貧弱すぎる。新規ノートは、iPhone同様にテキスト、写真、カメラ、音声からそれぞれ作成できるのだが、閲覧については、なんと検索ボックスしかない。ノートブックやタグを選んだりすらできない。保存された検索ってなんですか?という状況。
なので、今は外出時には、余計に好きなように情報を引き出せない状態になっている。
非公式アプリでEverViewerというのがあるのだが、これはノートブックやタグを選んだりできるようになっているが、それまで。とても残念なカンジ。

乗り換えた、といってもiPhone自体は3G電波が使えないだけで、WiFiさえあればインターネットが利用できる。WiFiルーターを調達して(8/26時点では持ってない)、VAIO Xに刺さってるFOMAのSIMを使えば(8/26時点で持っている)、外出時はiPhoneでEvernoteを利用できる。
iPhoneアプリではノートに埋め込まれた位置情報(緯度、経度、高度)も読み込むことができる。これはうらやましい!この位置情報を活かした使用法もこの本には書かれていた。これのためにスマートフォン2台持ち歩くかという気にさせられる。

 

ひさびさに長いエントリーを書いた(文章にまとまりはないケド…)。Evernoteについてはそれだけ奥が深い。そしてこの本は良書であるコトも間違いない。
先日ユーザー数が400万人を超えたらしい。それほど魅力のあるサービスだと思う。そしてこの本を読んで、より日本のユーザーが増えるのではないかと思う。

 

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後記
文中に書いたGTD本はコチラ。過去のエントリーでも書いているけど。

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

  • 作者: デビッド・アレン
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2008/12/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

そして、いろんな方の書評みたいなの。

書評というほどのものではありませんが『EVERNOTE「超」仕事術』オススメです
速報プチ書評-EVERNOTE「超」仕事術
Evernte「超」仕事術を読んだよ


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