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「ひとり会議」の教科書 を読んだ [本]
最近本の話題が続いているなぁ。
「ひとり会議」の教科書 という本を読んだ。これはデビット・アレンのGTD本でちんぷんかんぷんだった人におススメ。
1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書
- 作者: 山崎拓巳
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2010/08/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
「ひとり会議」とは、GTDでいう「収集」をして、会議結果をPDCAで回す、といったイメージだと思う。
まず一人の時間をつくる。そこで自分に問いかける。
「どうしたら、上手くいくんだろう?」
↓
「どうしたら、簡単に上手くいくんだろう?」
↓
「どうしたら、面白いくらい簡単に、上手くいくんだろう?」
著者は、以下のようにも述べている。
脳は不思議なもので、与えられた質問どおりに思考をすすめます。
多少乱暴な質問でも、自分に対して投げかけると、ちゃんと頭を巡らせると。
このように、より良い未来をイメージして「どうなればいいのか」を考える。
それが「目標」となり、次に「どうすれば、そうなるか?」を考える。これはひたすら列挙。
これが「To Do」になっている。
このあたりで私は思わず「なるほど~」と口に出してしまった。
また本書のタイトルには「1日10分で~」とある。GTDの収集は、まず数時間かける。少なくとも最初は。
著者は、すべてを書き出すのは書き出すのだが、その後テーマを1つに絞り込んで、ひとり会議をすることを勧めている。自分には役割があって、少なくともその役割単位(仕事、個人、家族、本、夢、とか)で考えないと、全部気になってしまって、結局投げ出してしまうと。
良い例えが載っていたので引用。
すべての本を同時に開くことはしません。
今読んでいるものを閉じてから、新しいものを開く。
だからこそ、つづきを楽しく集中して読めるんです。
私はGTDをやってみようと思って、RTMにタスクを入力したりしているが、いつも「収集しきれていない感」が残っていて、上手に運用できていない。
これは、いろんな役割が気になりすぎているからだと思う。
著者が言うように、一つに絞って考える、という方がなんとなく続くような気がしている。
もちろん、収集しきれていない事実には変わりがないので、結局気になってしまう結果になるかもしれないが、その方が少しずつでも前進できる気がするのだ。
「この10分はこれしか考えない!」と決めて、ひとり会議をする。少なくともそのことについてはスッキリする(であろう)。それを毎日繰り返していく。多ステップ版GTDみたいなイメージ。
1ページに書いてある文章量が少なく、ページ数も200ページ弱と、かなりさらっと読めてしまった。エッセンスはしっかり詰まっていると思うので、青本で挫折した人は一度読んでみてはいかがだろうか。
----後記
書けば書くほど文章の下手さ加減を実感する日々。今度は文章力向上のための本でも読もうかな。でも未読がまだ数冊残っているし(><)
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