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成長したくて読んでみた:本「これから24時間でかならず成長する方法」 [本]

1冊本を読みました。

これから24時間でかならず成長する方法

これから24時間でかならず成長する方法

  • 作者: 生田 知久
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2010/10/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

読みやすかった。通勤の電車10分×5+αで読み進めるコトができた。

いかにして成長するか

筆者は以下6つのパワーが歯車のようにつながっていると述べている。

  1. 「問う力」[ASK!]
  2. 「考える力」[THINK!]
  3. 「決める力」[DECIDE!]
  4. 「実行する力」[DO IT!]
  5. 「巻きこむ力」[INVOLVE!]
  6. 「学ぶ力」[STUDY!]

自分を変えるために自分に対して問いかけ、それに対して考え、何をするかを決め、そして実行し、他者と共に前に進み、さらぶ高みに登るために学ぶ。

そして、さらに自分に対して問いかける。

この6つで「自己変革サイクル」を回していくとのことだ。

具体的にどうする?

だいたい私自身は、本を読んでも気持ちがそこに対して動くのが短期間で、すぐに忘れてしまったりする。きっといろいろ要素がありすぎるからだ。
なので、僅かな項目だけを抽出して続けてみようかと思っている。

問う

・何か事象が発生した時に「ではどうするか?」と問う
・モチベーションを上げるため「なぜ?」を問う際に「原因」「目的」「理論」をはっきりさせる

例として挙がっていたのは、高校の同級生にあった時。

p.51
「同窓会とかいいね」
では「いつにしようか」
では「誰が幹事を?」
では「どこでやろうかな」

だいたいは「同窓会とかいいね」と言って「そうだね、今度やろうか」で終わってしまいがち。そこで、今できることを最大限やって、同窓会をすることが重要。

p.61
「なぜ、英語を勉強するんだろう?」
原因:英語を話せなくて悔しい体験をした
目的:仕事の幅を広げて給料を上げるため
理論:英語ができることは国際化の波において有利

3つを考えるコトで、より行動の意味が明確になるというワケだ。多角的視点。
ここで問うた結果をEvernoteなんかに入れておいて、日々見返すようにすれば、けっこういいのではないか。

考える

・時間軸をずらす

こちらも例を1つ。

p.74(一部編集)
「3年後に1億円稼げていると思いますか?」ではなく
「3年後に1億円稼げるようになりました。いったい、どうしてそれほどの大金を稼げるようになったのでしょうか?」というふうに考える。

こう考えると、はなから無理だと思わずに、発想を広げ思考を前進させるコトができる。

決める

・ひとつに絞る
・「愛情」や「情熱」で決める

いずれにしても、自分の身は一つ。同時にいろいろやると言っても限界があるというのが筆者の考え。
私はここでいつもハマる。やりたいコトが多くて、結局一つもやっていないという事態になりがち。GTDでいう「収集」はきちんとするとして、ちゃんと「処理」「整理」すれば、ひとつに絞っていけるのではないか。それが難しいんだけど。

そして、決めるときは「不安」を以って決めてはいけない。マイナスではなくプラスの気持ちで物事を決定することが、いい結果を呼び込むとのこと。

p.117 サッカーにおいて
不安動機「練習しなきゃな…勝たないと怒られるしな…」→やっぱ負けたじゃん
愛情動機「サッカーってほんと楽しいな!世界一になってやる!」→よっしゃ勝ったぁ~!

ちょっと意識してみよう。特に仕事においては不安動機はありふれているけど、愛情動機はなかなかないのではないか。

実行する

・今できることはやる

いつもそうしているつもり、ですが。
行動力が弱い人は、この「今できること」を過少に見積もっている可能性が非常に高い。本当はもっとできるハズなのに「これくらいしか」と、今できることを先送りしているのが現実だったりする。

p.137 「○○○さんに会ってみたいです」と言われて
やらない:私「じゃあ、あとでメールしますね」
今やる:私「じゃあ、電話してみましょう」→「あ、もしもし○○○さん?」→「じゃあ、○日に会いましょう」

上記例で言えば、すぐに電話出来る状況なのに(○○○さんを気遣ってか、面倒くさがってかはともかく)、電話しないってコトは多々ある状況。せっかく電話を携帯しているのに。

巻きこむ

・他人に伝えるときはエピソードを添える

ただ、話しても巻き込めない。共有・共感させるには、論理や理屈だけではダメであるということ。そのためには話せるエピソードを増やさなければならないのだが、「伝える」前提で物事をやっていき、これもEvernoteに溜めていくのもいいかも。

p.165 人を巻きこむときに
論理や理屈:「あのさ、これがこうでさ、だからこうなるじゃん。でさ、あれがああなるから…」→???
エピソード:「この前、こういうことがあってさ。ホント熱くなったんだ!だから○○さんのためにもこれをやりたいんだ」→なるほどそうだね

難しいコト言われても分からないし。その想いに至った過程や実例があった方が、よっぽど理解できるし、共感できる。

学ぶ

・「できないこと」を把握する

学ぶためには、何を学べばいいかを把握しなければならない。決める項でも書いたが、自分の身は一つしかないので、あれこれ学ぼうとしても結局身にならないし、目的からそれる可能性すらある。
よって、まずは何を学ぶべきかをきちんと定めるコトが大事。

……ってこれは「学ぶ」よりは「決める」とかのほうかも。学ぶための前提。

個人的には学ぶ手段はたくさんあると思っている。関連書籍はたくさんあるし、Webには情報があふれているし、図書館に行ってもいいと思う。しかしたくさんあるからこそ、迷子になる危険性もそれだけ高いのだ。

まとめ

この本は、読み返しが必須だと思う。
どの本でも読み返した方がいいのだろうが、いわゆる「身にしみこませる」コトが必要。自己変革サイクルを回していくには、どれが欠けてもいけない。
私はすぐに忘れるので、ひとまず上記に挙げた項目に集中してみようと思う。しかしもっと気をつけておくべき点が本書では述べられているし、現実にはもっともっと多くの点を気にすることで、さらに自分を成長させることができるのだと思う。

さて、Remember The Milkで6/5(日)に読み返しタスクを入れておこうか。


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