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成長したくて読んでみた:本「これから24時間でかならず成長する方法」 [本]
1冊本を読みました。
読みやすかった。通勤の電車10分×5+αで読み進めるコトができた。
いかにして成長するか
筆者は以下6つのパワーが歯車のようにつながっていると述べている。
- 「問う力」[ASK!]
- 「考える力」[THINK!]
- 「決める力」[DECIDE!]
- 「実行する力」[DO IT!]
- 「巻きこむ力」[INVOLVE!]
- 「学ぶ力」[STUDY!]
自分を変えるために自分に対して問いかけ、それに対して考え、何をするかを決め、そして実行し、他者と共に前に進み、さらぶ高みに登るために学ぶ。
そして、さらに自分に対して問いかける。
この6つで「自己変革サイクル」を回していくとのことだ。
具体的にどうする?
だいたい私自身は、本を読んでも気持ちがそこに対して動くのが短期間で、すぐに忘れてしまったりする。きっといろいろ要素がありすぎるからだ。
なので、僅かな項目だけを抽出して続けてみようかと思っている。
問う
・何か事象が発生した時に「ではどうするか?」と問う
・モチベーションを上げるため「なぜ?」を問う際に「原因」「目的」「理論」をはっきりさせる
例として挙がっていたのは、高校の同級生にあった時。
p.51
「同窓会とかいいね」
では「いつにしようか」
では「誰が幹事を?」
では「どこでやろうかな」
だいたいは「同窓会とかいいね」と言って「そうだね、今度やろうか」で終わってしまいがち。そこで、今できることを最大限やって、同窓会をすることが重要。
p.61
「なぜ、英語を勉強するんだろう?」
原因:英語を話せなくて悔しい体験をした
目的:仕事の幅を広げて給料を上げるため
理論:英語ができることは国際化の波において有利
3つを考えるコトで、より行動の意味が明確になるというワケだ。多角的視点。
ここで問うた結果をEvernoteなんかに入れておいて、日々見返すようにすれば、けっこういいのではないか。
考える
・時間軸をずらす
こちらも例を1つ。
p.74(一部編集)
「3年後に1億円稼げていると思いますか?」ではなく
「3年後に1億円稼げるようになりました。いったい、どうしてそれほどの大金を稼げるようになったのでしょうか?」というふうに考える。
こう考えると、はなから無理だと思わずに、発想を広げ思考を前進させるコトができる。
決める
・ひとつに絞る
・「愛情」や「情熱」で決める
いずれにしても、自分の身は一つ。同時にいろいろやると言っても限界があるというのが筆者の考え。
私はここでいつもハマる。やりたいコトが多くて、結局一つもやっていないという事態になりがち。GTDでいう「収集」はきちんとするとして、ちゃんと「処理」「整理」すれば、ひとつに絞っていけるのではないか。それが難しいんだけど。
そして、決めるときは「不安」を以って決めてはいけない。マイナスではなくプラスの気持ちで物事を決定することが、いい結果を呼び込むとのこと。
p.117 サッカーにおいて
不安動機「練習しなきゃな…勝たないと怒られるしな…」→やっぱ負けたじゃん
愛情動機「サッカーってほんと楽しいな!世界一になってやる!」→よっしゃ勝ったぁ~!
ちょっと意識してみよう。特に仕事においては不安動機はありふれているけど、愛情動機はなかなかないのではないか。
実行する
・今できることはやる
いつもそうしているつもり、ですが。
行動力が弱い人は、この「今できること」を過少に見積もっている可能性が非常に高い。本当はもっとできるハズなのに「これくらいしか」と、今できることを先送りしているのが現実だったりする。
p.137 「○○○さんに会ってみたいです」と言われて
やらない:私「じゃあ、あとでメールしますね」
今やる:私「じゃあ、電話してみましょう」→「あ、もしもし○○○さん?」→「じゃあ、○日に会いましょう」
上記例で言えば、すぐに電話出来る状況なのに(○○○さんを気遣ってか、面倒くさがってかはともかく)、電話しないってコトは多々ある状況。せっかく電話を携帯しているのに。
巻きこむ
・他人に伝えるときはエピソードを添える
ただ、話しても巻き込めない。共有・共感させるには、論理や理屈だけではダメであるということ。そのためには話せるエピソードを増やさなければならないのだが、「伝える」前提で物事をやっていき、これもEvernoteに溜めていくのもいいかも。
p.165 人を巻きこむときに
論理や理屈:「あのさ、これがこうでさ、だからこうなるじゃん。でさ、あれがああなるから…」→???
エピソード:「この前、こういうことがあってさ。ホント熱くなったんだ!だから○○さんのためにもこれをやりたいんだ」→なるほどそうだね
難しいコト言われても分からないし。その想いに至った過程や実例があった方が、よっぽど理解できるし、共感できる。
学ぶ
・「できないこと」を把握する
学ぶためには、何を学べばいいかを把握しなければならない。決める項でも書いたが、自分の身は一つしかないので、あれこれ学ぼうとしても結局身にならないし、目的からそれる可能性すらある。
よって、まずは何を学ぶべきかをきちんと定めるコトが大事。
……ってこれは「学ぶ」よりは「決める」とかのほうかも。学ぶための前提。
個人的には学ぶ手段はたくさんあると思っている。関連書籍はたくさんあるし、Webには情報があふれているし、図書館に行ってもいいと思う。しかしたくさんあるからこそ、迷子になる危険性もそれだけ高いのだ。
まとめ
この本は、読み返しが必須だと思う。
どの本でも読み返した方がいいのだろうが、いわゆる「身にしみこませる」コトが必要。自己変革サイクルを回していくには、どれが欠けてもいけない。
私はすぐに忘れるので、ひとまず上記に挙げた項目に集中してみようと思う。しかしもっと気をつけておくべき点が本書では述べられているし、現実にはもっともっと多くの点を気にすることで、さらに自分を成長させることができるのだと思う。
さて、Remember The Milkで6/5(日)に読み返しタスクを入れておこうか。
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