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経済の本を読んだ [本]
少し前になるが、はじめて経済関係の本を読んでみた。
学生の時は、いわゆる「理系」人間で、国語とか社会とかは本当に苦手だった私。今でも苦手だケド。
最近経済について、少し興味が出てきたので、本を読もうと思った。
で、初心者にも分かりやすいのかなぁ、というコトで「3時間で」のフレーズに負けて購入。
経済については本当に初心者なので、あまりblogに残せるようなコトもないのだが、内容の一部を抜粋・要約して、メモしておく。特に用語は私にとってはなじみの少ないコトなので、書いておかないと忘れる……。
◆本の章構成
第1章 「目からウロコ」の経済の新常識
第2章 そもそも経済って何だろう
第3章 小学生でもわかる経済を読み解く視点
第4章 景気のつかみ方と「GDP」の真実
第5章 インフレ・デフレ、物価の問題と私たちの生活
第6章 格差社会と政策
第7章 為替と世界のまたがるマネー経済
第8章 国際経済とつながる日本
第9章 世の中を見る目が変わる 行動経済学超入門
第10章 経済を読み解くデータの見方
◆単語の定義抜粋
- GDP:Gross Domestic Product:国内総生産
- 完全失業者:①収入をともなう仕事に1時間以上ついていない。②求職活動をした。③仕事が見つかればすぐにでも就業でできる状態にある。この①~③を満たす人たちのこと
- 完全失業率:労働者人口に対する完全失業者の割合
- 内需:最終需要者(買い手)が国内の経済主体である重要
- 外需:海外から日本に対して寄せられる需要。外需≠輸出。外需=輸出-輸入
- 間接金融:資金の供給者と最終的な資金需要者との間に、金融機関が介在するという金融システム
- 直接金融:家計(個人)部門が持つ資金が金融機関を経由せず直接企業などの資金需要者に供給される金融システム
- 需給バランスの原則:多数者は常に損。希少価値という概念を持つ
- GDPの三面等価の原則:「生産」「所得」「支出」は等しくなる
- 実物経済:具体的なモノあるいは具体的なサービスを手にすることへの見返りとしてお金が移動する仕組みで成り立っている経済の分野
- マネー経済:モノあるいはサービスの提供を受けることがなく、お金だけが移動している経済の分野
- 国際収支:ある国が諸外国との間で一定期間内に行った国際的な経済取引によって生じたあらゆる貨幣の受け払い勘定のこと
- カントリーリスク:ある国の金融機関が他国の企業、機関に投融資をしたり、プラントなどの資本輸出を行うにあたって問題になる固有のリスクのこと。融資対象国の信用度
◆経済活動の4つのプレイヤー
- 個人(家計):主に労働力の提供元。最終消費も担う
- 企業:生産活動に従事。供給者として設備投資で景気を牽引
- 政府:公共事業などで経済活動に寄与
- 海外:GDP統計などでは「純輸出=輸出総額-輸入総額」として扱われる
◆今までの常識と異なる部分。
- 国民一人あたりは、日本はそんなに豊かではない。(2008年の1人当たりGDPは19位)
- 日本の貧困率はOECD30カ国中4番目に高い14.9%。
- 貯蓄好きだった日本。1992年での貯蓄率は約15%だったのが、2008年現在では2.8%。
ざっとこんな感じか。もちろん同内容はEvernoteにも記録してある。
やはり知らないコトが多かった。
ただ、この本を読んでからのニュースは、少し興味を持って見られるようになった。そして内容についても、僅かではあるが理解が深くなってきた、気がする。
学生時代を思い返すと、社会科は「地理」「歴史」「公民」の3教科だった気がする。「経済」って無かったよな。基本的に「経済」とか「株」とか、そもそも「お金」とかって、学校で勉強させられなかったよ。
今の時代は、こういう知識や考え方って必要だと思う。
ちなみに、この本を 読んだのが2月27日。近くのスターバックスで集中して読み、3時間40分かかった。
3時間ではつかめなかったorz
「集中して」とか言いながら、後半は集中力が低下していたので、全てをつかんだというのも違うだろうなぁ。
いずれにしても、復習とか反復が必要だな。
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